発表日
令和7年1月22日
概要
令和6年は、全体で7,380件を送致しており、海事関係法令違反の送致件数が各種法令別送致件数の中で最も多くの割合を占めています。
また、3年連続で7,000件を超える水準で推移しており、過去5年間では最多の送致件数となっております。
本文
- 送致件数7,380件(前年比190件増)送致人員4,705人(前年比12人増)
- 各種法令別の送致件数の傾向としては、海事関係法令違反が、前年比279件増の2,836件であり、最も多くの割合を占めております。また、漁業関係法令違反が2,654件で前年比微減となったものの、令和4年以降、3年連続で2,500件を超える水準で推移しており、依然として後を絶たない密漁事犯の取締りを徹底しているところです。
- 令和6年にあっては、外国船籍貨物船における船員殺人未遂事件や広告紙(約900キログラム)不法投棄事件などについて捜査したほか、大口の薬物、金地金密輸事犯や違法薬物所持事犯、外国人による不法出国事犯を摘発するなど、様々な海上犯罪取締りを実施しています。
- 海上保安庁では、悪質・巧妙な犯罪に対し、引き続き、犯罪行為の未然防止や取締りに積極的に取り組んでまいります。