発表日
令和7年1月15日
概要
海上保安庁では、緊急通報用電話番号「118番」の正しい利用方法と重要性をより一層多くの方々に知って頂くため、平成22年度に毎年1月18日を「118番の日」と定め、全国で周知活動を行ってまいりました。
国民の皆様への更なる浸透を目指し、引続き全国各地で周知活動を行ってまいります。
本文
1.「118番」とは海難や悪質・巧妙化する密輸・密航等の事犯に迅速かつ的確に対応するため、平成12年5月に導入されたものです。
2.運用開始(平成12年)から令和6年までの通報実績【別添1】これまで、「118番」総架電件数に占める「船舶海難関係通報」や「人身海難関係通報」等の有効架電件数は運用開始からこれまで約5,000件とほぼ横ばいの状況です。 なお、昨年1年間の「間違い電話」や「いたずら電話」等の非有効架電件数は約39万件(全管区合計)で、総架電件数の多くを占めています。
3.聴覚や発話に障がいがある方へ令和元年11月1日から、聴覚や発話に障がいのある方のためのインターネットを使用した緊急時の通報サービスである「NET118」を運用しています。
4.Live118の運用開始について 令和7年1月18日から、118番通報の情報伝達・収集手段の強化を図るため、Live118という新たなシステムの運用を開始します。
Live118は、通報者のスマートフォンで撮影した映像を、通報者と運用司令センターとの間で送受信することを可能とするシステムであり、音声や文字による通報では伝えることが難しい現場の状況を、映像で通報を行うことで正確に状況を伝達することが可能となります。
「118番の日」前後における取組として、全管区分を取りまとめています。