発表日
令和7年1月14日
概要
令和7年1月10日(金)、海上保安庁の瀬口良夫長官は、インド沿岸警備隊(ICG)のパラメシュ・シヴァマニ長官と「第21回日印海上保安機関長官級会合」を行いました。
また、9日(木)には、横浜海上防災基地で実施された環境防災分野の連携訓練を両長官が視察しました。
本文
1.長官級会合
(1)日時:令和7年1月10日(金)
(2)場所:海上保安庁本庁(東京)
(3)出席者:海上保安庁 瀬口 良夫 長官
ICG パラメシュ・シヴァマニ 長官
(4)結果概要
〇 両長官は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向け、両機関間の連携・協力関係は重要であることを確認するとともに、最近の交流及び協力を高く評価しました。引き続き、両機関は連携を強化することとし、インド太平洋地域における治安の維持と安全の確保に取り組むことで一致しました。
〇 また、次回の日印海上保安機関長官級会合及び連携訓練をインドにおいて開催することで合意しました。
2.連携訓練
(1)日 時:令和7年1月7日(火)から11日(土)
(2)場 所:第三管区海上保安本部横浜海上防災基地等
(3)結果概要
〇 ICG巡視船「SHAUNAK(ショウナック)」が6年ぶりに横浜に寄港し、ICG職員及び当庁機動防除隊(NST)が環境防災分野(危険・有害物質(HNS)対応)の連携訓練等を実施しました。
〇 連携訓練では、NSTが講師となって防除技術の座学を行ったほか、横浜海上防災基地内の訓練施設においてHNS対応訓練を行うとともに、ICG巡視船において油防除資機材を使用した展示訓練を行い、ICGと海上防災、油及び危険・有害物質の流出をターゲットとした事案の対応について知識・技能を共有しました。