大型ドローンによる飛行実証を行います~安全かつ効率的な海域火山調査に向けて~

発表日

令和6年11月15日

概要

 海上保安庁では、大型ドローンを海上保安業務(海域火山調査)に導入できるかを検証するため、11月29日(金)、茨城県の境町文化村総合運動場にて、実機を用いた飛行実証を実施します。

本文

 海上保安庁では、南方諸島や南西諸島の火山島や海底火山を対象として、定期的に航空機による監視・測量船による海底地形の調査等を行っています。
 本事業は当該業務を安全かつ効率的に行うため、変色水の採水・火山灰の採取について、大型ドローンで実施可能か検証するものです。

1. 日付

令和6年11月29日(金曜) (予備日:11月28日(木曜))

2. 場所

境町文化村 総合運動場(茨城県猿島郡境町大字上小橋540番地)

3. 実施社および使用機体

実施社:ヤマハ発動機株式会社
使用機体:FAZER R G2
全長 2.7m、幅 0.7m、ローター径 3.1m

4. 実証の内容

離着陸、上昇、降下、旋回等機体の基本性能確認
プログラム飛行や搭載機器の作動、機能確認
映像等伝送機能確認
※ 変色水の採水・火山灰の採取については、次回の飛行実証時に予定しています。