発表日
令和7年3月26日
概要
これまで、大型灯台の光源に電球を使用していたところ、海上保安庁では新たに開発したLED光源に置き換える整備を進めています。
新たな「光」により船舶交通の安全確保に貢献してまいります。
本文
海上保安庁では、近年の技術向上を受け、航路標識用に当庁独自に開発したLEDを使用した大型灯台のLED化を進めています。このような新技術を活用した長寿命で災害に強い機器を整備することにより、航路標識の運用が一層安定し、船舶交通の更なる安全への貢献が期待できます。
海上保安庁では、これら灯台の整備により引き続き船舶交通の安全確保に貢献してまいります。
- 禄剛埼灯台(石川県珠洲市:七尾海上保安部所管)
令和6年1月1日に発生した能登半島地震により、レンズが損傷し正常に灯火を点灯させることができない状態となっていましたが、令和7年3月25日、LED灯器の設置により復旧しました。
禄剛埼灯台全景 禄剛埼灯台レンズの破損状況 LED光源設置後 - 剱埼灯台(神奈川県三浦市:横須賀海上保安部所管)
令和7年3月25日、現在の技術を活用し光源をLED化しました。
剱埼灯台全景 剱埼灯台の古い電球 剱埼灯台 LED光源設置後